第12回(1996年)受賞者 / 基礎科学部門 / 生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)

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マリオ・レナト・カペッキ (Mario Renato Capecchi)

アメリカ / 1937年10月6日
分子遺伝学者、ユタ大学 教授

記念講演会

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記念講演会要旨
ある科学者の形成

ジーンターゲティング(標的組み替え)法の利点は、どの遺伝子に修正を加えるか研究者が選択できるという点、さらにはその遺伝子のDNAの配列をどのように変更するかを事実上完璧にコントロールすることができるという点である。

この技術により、生きたほ乳類の遺伝子の機能評価や、発達や学習といった最も複雑な生物学的プロセスを系統的に解明することができる。ほぼ全ての生物学的現象は遺伝子が仲介しているので、この技術はほ乳類のガン研究、免疫学、神経生物学、人間の先天的疾病といった諸現象の分析に新たなる道を拓くことになろう。

本講演では、私達がこの技術の開発にどのような貢献をしたかということを紹介し、同時に私の科学者としての歩みに影響を与えたいくつかの個人的体験も折り込んで話したいと思う。