InaRIS
FELLOWSHIP PROGRAM

更新情報:2019.5.21 申請専用サイトを公開しました

科学を愉しむ。

ABOUT

InaRISフェローシッププログラムについて

「科学は秩序づけを志すべきである。事実の集積が科学でないことは、石の堆積が家でないのと同じである」(アンリ・ポアンカレ)
短期的に成果を求められる研究ばかりをしているうちに、いつの間にか「事実の集積」ばかりしていると感じることはないでしょうか。個々の事実がつながり、秩序づけがなされてはじめて、人類の知は拡大され、体系化されるのだと考えます。基礎科学の醍醐味もこのようなプロセスにあるのではないでしょうか。
このたび設立35周年を機に、新しい研究助成プログラム「稲盛科学研究機構(InaRIS: Inamori Research Institute for Science)フェローシップ」を始めます。このプログラムでは、基礎研究に携わる方々から「InaRISフェロー」を公募し、採択されたフェローを10年間にわたって支援いたします。また、異なる分野のフェロー同士をつなぎ、切磋琢磨する「場」も提供いたします。これらによって、フェローの方はより広く深い考察に基づいてご自身の研究を進めることが可能になり、やがては、錯綜した知の体系を秩序づけ、基礎科学における新たな展望を切り拓くような成果を生み出してくれると期待しております。
その第一歩は、まずは「科学を愉しむ」こと、即ち、好奇心の赴くまま存分に、壮大なビジョンと大きな可能性を秘めた研究に取り組むことです。是非、このプログラムによってその第一歩を踏み出して下さい。

MOVIE

中西重忠 機構長のメッセージ

OVERVIEW

求めるInaRISフェロー像

  • 独創性独創性
  • 革新性革新性
  • 国際性国際性
  • 継続性継続性
  • 連続性連続性
  • 発展性発展性
  • 社会性社会性
独自の着眼点に立脚し、
重要な発見や発明につながっているか。
従来の考えに捉われない
革新的な要素があるか。
世界の潮流の中で
国際的に認められる新規性と一般性を持つか。
十分な研究実績を持ち、
さらなる飛躍を意図しているか。
研究内容に助成期間を通した一貫性があり、
10年間の助成にふさわしいか。
長期的視野に立った
新しい分野の開拓につながるか。
人類社会に貢献し
人間の叡智を示すものであるか。

内容

  • フェローへの助成

    研究費として毎年1,000万円を
    10年間にわたり助成(総額1億円)

  • フェローを支えるサポート体制

    フェロー間のネットワーク、
    丁寧なフォローアップ

運営

InaRISフェローのサポートおよび、
本プログラムの方針決定は、運営委員会により行われます。

InaRIS運営委員会名簿

機構長 中西重忠(京都大学 名誉教授)

京都大学医学部教授、京都大学大学院生命科学研究科教授、公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所所長などを歴任。2015年よりサントリー生命科学財団生物有機科学研究所所長。1987年武田医学賞、92年上原賞、95年米国ブリストル・マイヤーズ・スクイブ神経科学賞、96年第1回慶應医学賞、97年恩賜賞・日本学士院賞、2007年米国グルーバー神経科学賞、15年文化勲章などを受賞。専門は分子神経科学。

委員 岡田清孝(龍谷大学 農学部 教授)

東京大学理学部助手、基礎生物学研究所助教授、京都大学大学院理学研究科教授、基礎生物学研究所所長、自然科学研究機構理事などを経て龍谷大学農学部教授、この間、日本植物生理学会会長、日本分子生物学会理事長などを歴任。シロイヌナズナが世界中で植物分子遺伝学のモデル植物として定着するのに多大な貢献を果たす。2009年日本植物学会学術賞、10年日本植物生理学会賞、15年日本植物学会大賞など。

委員 小林誠(高エネルギー加速器研究機構 特別栄誉教授)

日本学術振興会学術顧問。高エネルギー物理学研究所物理研究系教授、KEK素粒子原子核研究所教授、KEK素粒子原子核研究所所長などを歴任。2006年KEK名誉教授。07年日本学術振興会理事。08年「CP対称性の破れの起源の発見」によりノーベル物理学賞を受賞。専門は素粒子理論。

委員 榊裕之(豊田工業大学 学長)

東京大学生産技術研究所助教授、米国IBMワトソン研究所客員研究員、東京大学生産技術研究所教授を歴任。2010年より豊田工業大学学長。この間、応用物理学会会長などを兼務。00年藤原賞、04年江崎玲於奈賞、05年日本学士院賞、08年文化功労者、10年C&C賞などを受賞。専門は半導体電子工学で、量子細線・量子ドットなどの先駆的研究を推進。

委員 森重文(京都大学 高等研究院 院長・特別教授)

京都大学理学部助手、米国ハーバード大学助教授、名古屋大学教授、京都大学数理解析研究所教授、同所長などを経て、京都大学高等研究院特別教授、院長。2015年から18年まで国際数学連合総裁を務める。専門は代数幾何学。1979年ハーツホーン予想を解決、90年フィールズ賞を受賞。

委員 山中伸弥(京都大学 iPS細胞研究所 所長・教授)

米国グラッドストーン研究所研究員、奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター教授などを経て、2004年から京都大学再生医科学研究所教授。10年4月から京都大学iPS細胞研究所所長。09年ガードナー国際賞、10年京都賞先端技術部門、12年ノーベル生理学・医学賞などを受賞。
選考はInaRIS運営委員会とは別に設ける選考委員会により行われます。
運営委員会名簿は50音順。

募集対象

本プログラムでは、今後発展が期待される研究分野に
共通するキーワードを設定しています。

2020年度「量子」

採択人数と期間

2020年度は2名、2020年4月より10年間とします。

申請資格

下記の要件をすべて満たす方。

日本に居住し、募集要項を送付した大学・機関(※1)に所属し、
常勤で雇用されていること(※2)。

独立研究者で、大学所属の場合は准教授以上とする。
大学以外に所属の場合は上記に相当する者。

助成年度開始時に50歳以下であること。(2020年4月1日時点)

稲盛研究助成を受けている方は、その研究期間が残っていないこと。

※1本プログラムでは指定校制度を採用しています。
申請を希望される方は、ご自身の大学・研究機関が指定校に含まれるかについて、
ご所属先にお問い合わせ下さい。

※2申請時および2020年度(2020年4月~2021年3月まで)に在籍していること。
任期付きの職でも可。

審査・選考

審査・選考スケジュール

APPLICATION
GUIDELINE

申請方法

募集要項を確認の上、
募集期間内に専用サイトより申請を行って下さい。

募集期間

2019年5月21日-2019年7月31日

参考資料

※申請書様式サンプルはあくまで申請内容を検討いただくための参考用です。

BRIEFING

募集説明会

2019年の募集説明会は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

CONTACT

問い合わせ先

公益財団法人稲盛財団 助成部

〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620
Tel: 075-353-7272 Fax: 075-353-7270
E-mail: inaris@inamori-f.or.jp