- 採択テーマ
- 悪性リンパ腫治療のための膜タンパクに対する革新的抗体創薬研究
- キーワード
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- 研究概要
- 我々はこれまでに、リポソームなどのキャリアを用いて膜タンパク抗原を脾臓に直接送達する「脾臓免疫技術」を開発し、細胞膜上に発現する膜タンパクを認識する抗体の誘導に成功してきた。特に、従来技術では誘導が困難とされてきたGタンパク質共役型受容体などの複数回膜貫通型膜タンパクに対する抗体誘導にも成功しており、脾臓免疫技術の実用化に大きな可能性を見出している。本研究では、難治性悪性リンパ腫治療を標的とした新たな膜タンパク標的に対するモノクローナル抗体の創出を目指す。
助成を受けて
本研究は、我々がこれまでに開発してきた脾臓標的化DDS技術を基盤として発展させた膜タンパクに対する抗体誘導技術を基に、悪性リンパ腫に対する革新的抗体創薬を実現するものです。本研究課題の成果として、リンパ腫細胞の新しい膜タンパク抗原に対するモノクローナル抗体の創出を目指し、最終的にはこれを抗体薬物複合体(antibody-drug conjugate;ADC)や抗体修飾ナノ粒子の開発などに発展させることで、リンパ腫治療における新たな技術革新をもたらすことを期待しています。