【受付終了】2022年度 InaRISの申請受付がはじまりました!

2022InaRIS

稲盛財団は、5月21日、2022年度の稲盛科学研究機構(InaRIS)フェローシップの申請受付を開始しました。

稲盛科学研究機構(InaRIS)フェローシップは、短期的に成果を求めるのではなく、好奇心の赴くまま存分に、壮大なビジョンと大きな可能性を秘めた研究に取り組んでもらおうと、2019年に設立されました。1名につき10年間継続・総額1億円の助成を行います。プログラム設立から3年目を迎える現在は、4名のフェローがそれぞれに新たな展望の可能性を追求する研究に取り組んでいます。

今年度の募集対象分野は「物質・材料」研究の前線開拓です。2名の採択を予定しています。募集要項や申請要件については、InaRISについて をご確認ください。

*7月29日更新 2022年度InaRISフェローシッププログラムの申請受付は終了しました。多数のご応募をありがとうございました。


「物質・材料」研究の前線開拓

 
人類は、古来、天然物から有用な諸材料を得る方法を案出し、道具に加工し、用いてきました。20世紀の量子力学の確立以降は、超伝導体・半導体・磁性体・有機分子など、様々な物質の本質が解明され、多様な材料や素子が創られ、情報技術やエネルギー分野などで広く活用されてきています。
炭素など単元素からなる物質でも、結晶構造や形状に依って多彩な性質を示しますが、複数元素からなる物質には無数の種類があり、極めて多様な性質が現れます。また、異種物質間の相互作用が関与する素子や化学現象には、無限の多様性があります。この物質と材料の広大な未踏領域、ならびに、他分野との融合領域の開拓において、学術的な価値か、人や社会への有用性の観点で、卓越した研究提案を募集します。
 
 

*受付は2021年7月29日17時まで


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