【受付終了】2023年度 InaRISの申請受付がはじまりました!

稲盛財団は、5月23日、2023年度の稲盛科学研究機構(InaRIS: Inamori Research Institute for Science)フェローシップの申請受付を開始しました。

InaRISは、短期的に成果を求めるのではなく、好奇心の赴くまま存分に、壮大なビジョンと大きな可能性を秘めた研究に取り組んでもらおうと、2019年に設立されました。1人につき10年間継続・総額1億円の助成を行います。プログラム設立から4年目を迎える現在は、6名のフェローがそれぞれに新たな展望の可能性を追求する研究に取り組んでいます。

今年度の募集対象は「水平線の彼方の情報学」で、2名の採択を予定しています。募集要項や申請要件については、稲盛科学研究機構「InaRIS」のウェブサイト をご確認ください。また募集対象の説明動画 も併せてご覧ください。

*7月28日更新 2022年度InaRISフェローシッププログラムの申請受付は終了しました。多数のご応募をありがとうございました。

 

水平線の彼方の情報学

19世紀半ばに電気通信、20世紀半ばにコンピュータがそれぞれ実⽤化しました。これは単に通信や計算を⾏うだけでなく、⼈間の知的活動を代替し、さらにそれらを統合する情報システムとして研究開発されてきました。コンピュータ間をつなぐ有線・無線通信のデジタル化により世界中を結ぶ情報システムが構築され、様々な構成要素の未曾有の⾼機能・⾼性能化と相まって学術基盤としての「情報学」が深化・発展してきました。その成果による「情報技術」の⾰新や製品開発は、他の分野において類を⾒ない程、急速に進展してきました。今後も10年先が⾒通せない程の速度で発展していくことは想像に難くないところです。現在、情報技術は、個々⼈の⽇常⽣活のみならず、新たな社会や経済の基盤システム構築の要となり、また、新たな科学の⽅法論を創出する基盤として⼤きな役割を果たすようになっています。
このような状況を鑑み、この領域では、⽬まぐるしく変化している情報学の動向に安易に流されることなく、10年先あるいはその先を⾒越して、次のようなテーマをはじめとする「⽔平線の彼⽅の情報学」を切り拓くことを⽬指す幅広い研究提案を募集します。

  1. 人間と社会にとって「情報」とは普遍的に何なのかを真に探究し、それを「究める」研究
  2. コンピュータや情報システムが、人間の頭脳や社会の動きを真に模擬したり、社会を変革する力を持つための革新的な人工知能やビッグデータ解析・利用手法の研究
  3. 深刻化している情報システムの消費エネルギーの増大や情報セキュリティの確保、データの管理と公開等の諸課題を真っ向から捉え、独創的な原理に基づく情報学の新分野の開拓

 

*受付は2022年7月28日17時まで

 

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