上賀茂神社で自然観察会を開きました
「落ち葉たんていになってツチモンを探そう!」

自然観察会「落ち葉たんていになってツチモンを探そう!」を10月22日に開催しました。舞台は、何百年も生きている大きな木がある上賀茂神社の森です。参加したこどもたちは、森の謎を調べる落ち葉探偵になって、落ち葉や松ぼっくり、土の中にひそむ虫などを探しました。

自然観察会は、こどもたちが驚きや不思議を見つける機会を後押しする 「こどものキヅキ応援プロジェクト」(これまでの活動記事)の一環で、森に親しむワークショップなどを企画している市民団体「落ち葉探偵」と稲盛財団が共同主催しました。主な対象は小学校3〜6年生で、21組の親子、約50人が参加しました。


まずは、森を散策しながら、気に入った落ち葉や木の実などを拾い集めました。紅く色づいた葉っぱや大きな松ぼっくり、キノコが貼りついた小枝などで、手元のトレイは一気に華やかに。茶色い頭に白いブツブツがついた珍しいキノコも発見し、ルーペをかざして顔を近づけて観察していました。


その後、森の奥にある落ち葉が積み重なったところに移動し、落ち葉の下の土にひそんでいる虫たち(ツチモン)を探索。ミミズ(ミミーズ)やダンゴムシ(ダンゴムッシュ)、ザトウムシ(ザトウムッシー)、ワラジムシ(ワラジムッシュ)など、次々といろんな虫を見つけて、歓声を上げていました。気づけば、大人もこどもも一緒になってルーペやピンセットを握り、ひんやりと湿った土をかきわけて夢中になっていました。落ち葉が堆肥に変わったフカフカの土を踏んで、長ズボンの裾を汚しながら。

探検を終えた参加者の足元には、たくさんのくっつき虫がついていました。

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