キヅキひろばワークショップ
「工具が生まれる工場たんけん!」を開催しました

稲盛財団は2月11日、ワークショップ「工具が生まれる工場たんけん!」を、KTCものづくり技術館(京都府久御山町)をメイン会場に、オンラインで開催しました。

ワークショップは、こどもたちが驚きや不思議を見つける機会を後押しする 「こどものキヅキ応援プロジェクト」(これまでの活動記事)の一環で開催。ものづくりを通じてこどもたちの創造力を育む「つくるまなぶ京都町家科学館」と稲盛財団が共同で主催し、工具メーカー「京都機械工具(KTC)」の協力を得て実施しました。小学生を中心に、全国から35人がオンラインで参加し、KTCの社員の家族11人はものづくり技術館で参加しました。

配信は、壁面にずらりと並んだ工具の映像からスタートしました。前半は、工具の歴史や種類などを学んだ後、自宅に事前に届けられたプラスドライバー、六角レンチ、スパナを実際に使いながら、ねじの締まり方の違いを観察。それぞれの工具を体感しながら、特徴や使いどころなどについて考えました。また、工具が作られるようすを、大型の機械が爆音を轟かせる工場現場の映像や、職人さんのインタビューなどを見ながら学びました。

後半は、さらに工具を使いながら、元の図をなぞると拡大した絵を描ける「パンタグラフ拡大器」を作りました。こどもたちは慣れない工具に苦戦しながらも、家族と一緒に工具を握って、しっかりとねじを締めていました。特別ゲストとして、KTC総務部の竹内昇さんと大嶋みのりさんが参加し、「スパナの先はなぜ少し傾いているの?」、「なんで水じゃなくて油で冷ますの?」など、こどもたちからの質問に答えました。

 
 

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