
有尾両生類は高い器官再生能力を持ちます。再生研究は長らく研究者を魅了してきた課題ですが、その根源的な問いである「なぜ生物種間にはこれほどにも大きな再生能力の差があるのか」について、未だ明確な解は得られていません。本研究では、炎症反応から再生の惹起という生命現象を対象とし、連続的に変化する特異的な遺伝子制御ネットワークやクロマチン構造の違いに着目します。本研究の達成により、再生能力の種差に一つの解を得られればと思います。加えて、本課題から基礎生物学における理解を深めるだけでなく、再生医療の基盤形成にも展開する成果を目指したいと考えています。
生物・生命系(はぐくむ)領域