
Dana-Farber Cancer Instituteでの研究を経て、骨髄組織の空間的免疫解析という手法に可能性を感じながらも、その臨床的意義を十分に示せていないという課題を抱えて帰国しました。目の前の患者さんの治療効果を事前に予測できれば、不必要な副作用を避けつつより良い治療選択ができる——そのシンプルな動機が本研究の出発点です。稲盛財団のご支援を通じて、国内外の先生方と連携しながら、この技術を地道に検証していきたいと考えています。まだ道半ばですが、骨髄腫の患者さん一人ひとりにとって意味のある診断法へと育てることを目標に、着実に研究を積み重ねてまいります。
生物・生命系(はぐくむ)領域