
これまで私は、“科学の眼”ともいわれる分光技術を通して、従来は計測が難しかった現象を捉え、理解することを目指して研究を展開してきました。これまでは主にさまざまな光反応や光機能に注目してきましたが、今回採択いただいた助成研究では、その適用範囲をさらに広げ、多段階混合反応の自在な分析を可能にする研究へと発展させていきたいと考えています。現在、私は化学の分野に所属していますが、21世紀の人類共通の課題である持続可能な社会の実現には、分野の枠を越えた広い視野から研究を進めることが不可欠だと考えています。本研究では、自身の強みであるレーザー分光の技術を活かしながら、私にとって新たな挑戦である流体科学の視点も取り入れることで、化学反応の理解を一新する研究に取り組んでいきます。
理工系(はぐくむ)領域