志甫谷 渉 Wataru Shihoya

慶應義塾大学 医学部准教授※助成決定当時

2026はぐくむ生物・生命系(はぐくむ)

採択テーマ
新規紫外光チャネルロドプシンの構造機能解析と光遺伝学応用
キーワード
研究概要
本研究は、新規に発見した紫外光応答性チャネルロドプシンApuRhを基盤に、従来の多色光遺伝学の限界を克服する紫外光光遺伝学ツールを創出する。昆虫細胞発現系、パッチクランプ、Cryo-EMにより紫外光吸収機構と陰イオン透過経路の分子基盤を解明し、構造情報に基づく変異導入で長時間持続型・高速オフ型陰イオンチャネルや陽イオン透過型へ改変する。さらにAAVを用いて神経細胞と脳スライスで機能を検証し、多波長操作、GEVI併用All-optical光遺伝学、BMI応用への実証基盤を築く。

助成を受けて

このたび稲盛財団の助成に採択いただいたことを大きな励みとし、新規紫外光応答性チャネルロドプシンApuRhの構造・機能解明から分子改変、神経系での実証までを一気通貫で推進する。紫外光という未開拓の波長領域を切り拓くことで、従来の多色光遺伝学の限界を超え、クロストークのない高精度な神経活動制御を実現したい。基礎科学の新展開と神経疾患研究・BMIへの応用を見据え、独創性と実装力を兼ね備えた研究として世界に発信していく。

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