
生物の「かたち」の進化を究極要因と至近要因の両面から定量的に理解することを目的に研究しています。本研究では、葉脈という生理的・機械的・発生的に重要だが比較的簡便な計測方法が採用されてきた構造に注目し、その全球的な多様性と制約を解明したいと考えています。
葉脈に限らず、さまざまな分野で「かたち」は重要な性質ですが、あまり定量的には評価されていません。定量的で再現性のある理解と判断を可能にすることを目指し、「かたち」のフェノーム解析(=過不足のない「かたち」のモデル化・定量化・特徴量化)を実現する理論と技術の開発を進めています。開発した理論や技術を活用し、なぜこんなにも多様な生物が世の中には存在しているのか、逆になぜもっと“変”な生物がいない(ように見える)のか、を解き明かしていきたいと思います。
生物・生命系(はぐくむ)領域