
田んぼダムを事例とし、コモンズ理論に関する新しい共有管理論の構築・提唱のみならず、政策提言まで到達できるよう、頑張りたいです。
本研究は、徳島県内の田んぼダム実施地区を対象に意思決定構造を分析した。その結果、田んぼダム管理は従来のオストロム型コモンズ論が想定する共同管理型ではなく、地域リーダーへの信頼に基づく代表者主導型の意思決定、受益者と管理者の分離、農地ごとの公共的貢献度の差異を特徴とすることが明らかとなった。以上より、人口減少・高齢化社会に対応した新たなコモンズ管理論の必要性が示された。

人文・社会系領域
