崎田 嘉寛 Sakita, Yoshihiro

北海道大学 大学院教育学研究院准教授※助成決定当時

2021稲盛研究助成人文・社会系

採択テーマ
映像資料を用いた走・跳動作の分析からみる日本スポーツ史の再考
キーワード
研究概要
本研究は、日本人がスポーツを通じて「走る」や「跳ぶ」といった基本的な動作をどのように改善あるいは向上させてきたのかを明らかにすることを目的としています。具体的には、戦前期における日本人オリンピアンの歴史映像資料の分析を通じてパフォーマンスを定量的に把握し、この分析で得られたエビデンスと文献資料による歴史的考察や身体論の成果とを接続させます。得られた知見に基づいて、研究目的を達成するとともに、日本におけるスポーツ文化の歴史像を再構成することを試みます。

ひとこと

スポーツ史研究に新たな領域を切り拓き、人文学研究のモデルの一つとなるよう取り組んでいきたいと思います。

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