平見 健太 Hirami, Kenta

早稲田大学 社会科学総合学術院講師※助成決定当時

2021稲盛研究助成人文・社会系

採択テーマ
経済の安全保障化と国際経済法の動揺―国家と市場の関係を再考する―
キーワード
研究概要
中国の台頭による国際政治の不安定化や、デジタル革命などの技術革新による軍用/民生用技術の一層の相対化、さらにはCOVID-19蔓延を契機とする外国依存克服の要請などを背景に、近年各国ではいわゆる「経済の安全保障化」が進行しており、広範な経済活動が安全保障上の規制対象となりつつあります。
本研究では、このような経済の安全保障化の潮流が、市場に対する国家介入の増大とその常態化(すなわち、国家と市場の関係性の変容)をもたらしている点に着目し、かかる構造変化が、自由市場の理念を至上命題とする既存の国際経済法秩序にいかなる影響を与えるのかを考察します。具体的には、個々のルールの解釈論への影響と法秩序の構造面への影響の双方から問題を考察します。

ひとこと

このたびは稲盛研究助成にご採択頂き、感謝申し上げます。本研究を通じて、理論的にはもとより実践的にも有意義な成果を生み出せるよう尽力いたします。

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