稲葉 央 Hiroshi Inaba

鳥取大学 大学院工学研究科助教※助成決定当時

2019稲盛研究助成理工系

採択テーマ
ペプチド設計を基軸としたタンパク質内包微小管の構築とその物性解明
キーワード
研究概要
私たちの体の細胞中には、「微小管」と呼ばれるチューブ状の構造体が存在します。微小管はチューブリンというタンパク質から構成されており、その構造的な安定性や、形成と解離のバランスなどが精密に制御されることで細胞の機能が保たれています。しかし、これら微小管の特性がどのように制御されているかは長年疑問となっていました。最新の研究により、微小管の中にナノサイズの粒子が結合して微小管を安定化していると示唆されたものの、その詳細はほとんどわかっていません。
 一方で私たちは、最近微小管の中に結合するペプチドの開発に成功しています。そこで本研究テーマでは、このペプチドをタンパク質に連結することで微小管の中に人工的にタンパク質を導入し、その影響を解析することで微小管の機能の解明に繋げたいと考えています。

助成を受けて

大変光栄に感じるとともに、本テーマのような基礎的な研究を採択いただいたことに改めて感謝申し上げます。本研究を通じ、微小管の働きを解明する新たなアプローチを示したいと考えています。

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