藤井 瞬 Shun Fujii

慶應義塾大学理工学部助教※助成決定当時

2024稲盛研究助成理工系

採択テーマ
原子層二次元物質で機能化した超高Q値微小光共振器による新奇ナノ光物性の開拓
キーワード
研究概要
二次元材料は原子数層程度の薄さをもつ究極的な薄膜物質で、次世代のナノテクノロジー材料として大きな注目を集めています。しかし、この材料を真に利用価値のあるデバイスへ応用するためにはハイブリッド集積性に優れた手法の開発と、二次元材料の特異な物性を最大限に引き出す必要があります。本研究提案では、原子層二次元材料と高Q値微小光共振器を融合したハイブリッドデバイスの開発を通して、新たな高機能ナノ光デバイスの実現を目指します。

助成を受けて

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研究成果の概要

本研究では超高Q値微小光共振器と遷移金属カルコゲナイド二次元材料によるハイブリッドデバイスを作製し、その組み合わせによって発現するこれまで観測されてこなかった特異な物性・現象の観測を試みた。実験の結果、高効率な非線形光学効果の発生や、光熱変換によるフォトルミネセンス発光の変調に成功した。これらの知見は、二次元材料を活用した新たなフォトニクス素子の設計に重要な指針を与えるものと期待できる。


S. Fujii, et al. (2024) van der Waals Decoration of Ultra-High‑Q Silica Microcavities for χ(2)–χ(3) Hybrid Nonlinear Photonics Nano Letters 24, 4209 https://doi.org/10.1021/acs.nanolett.4c00273


成果概要の図


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