篠田 一馬 Kazuma Shinoda

宇都宮大学 工学部准教授※助成決定当時

2022稲盛研究助成理工系

採択テーマ
遠隔迅速病理診断のための分光偏光同時撮影と多目的デジタル染色法の開発
キーワード
研究概要
3と非常に少ない状況です.病理医不在の病院では確定診断に2週間以上を要する場合もあり,検体採取から確定診断までの迅速化は大きな課題となっています.本研究では,無染色病理標本の分偏光情報を単一カメラかつ単一露光で撮影する技術と,分偏光情報を用いてデジタル的に染色する手法を同時に開発することで,検体輸送と染色工程が不要な遠隔迅速病理診断の支援システムの実現を目指します.細胞切片を染色して顕微鏡観察によって良悪性の判定を行う病理診断は確定診断に不可欠ですが,日本の人口に対する病理医の割合は米国の約1

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