あらゆるエネルギーは最終的に熱になってしまいます。低温排熱は利用されずほとんどが捨てられています。それにもかかわらず、お湯を沸かしたり暖房のために大量の電力が使われています。これを楽に保存、取り出しができる技術の開発を目指します。この度はご採用ありがとうございます。
本研究では、廃熱を保存し、必要時に取り出せる多機能性流体の創生を目的として、磁性粒子と相変化物質を内包した機能性マイクロカプセル分散液の開発を進めている。
これまでに、低融点金属であるガリウムと磁性粒子を含むシリカ系マイクロカプセルを作製し、相変化に伴う蓄熱・放熱挙動を評価した。特に、微粒子化した相変化物質で問題となる過冷却に着目し、カプセル化条件や磁性粒子添加の影響を検討した。その結果、ガリウムの酸化抑制や磁性粒子の混入により、過冷却を低減できる可能性を確認した。
Keiko Ishii, Ryo Sato, (2026) Clustering of Magnetic Microcapsules in Forced Convection: Effects of Temperature International Journal of Thermofluids 101598-101598 (Corresponding Author) https://doi.org/10.1016/j.ijft.2026.101598
Takuma Matsunaga, Keiko Ishii, Study on Thermal Transport Characteristics of Self-Excited Cooling Device with Temperature-Sensitive Magnetic Microcapsule Dispersion, 35th International Symposium on Transport Phenomena
理工系領域