
頂きました研究助成金を基に、高機能吸着材料の開発し、その性能や効率を向上させることを目指していきます。また、本助成による成果を積極的に発信し、学術的・産業的な発展にも寄与できるよう努めてまいります。このような機会をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。
本研究では、アントラセンを導入した二座配位子を用いたNi錯体において、種々の配位性溶媒に対し、配位に伴う色調および磁性変化を示す高機能吸着材料の創製に成功した。さらに、本系は固体状態におけるNi錯体の応答性向上を実現しており、高機能吸着材料の設計指針に関する新たな知見を与える有用な成果であると考えられる。
A. Tanaka, et al. (2025) UV-induced formation of long-lived organic radicals in pyrazinium-based salts via bromide-to-cation electron transfer Crystal Growth & Design 25, 16, 7012–7018 https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.cgd.5c00978
S. Kusumoto, et al. (2025) Anisotropic Supramolecular Interactions and Mechanical Flexibility in Ortho-Quinone Crystals Chemistry Letters 54, 9, upaf162 DOI: 10.1093/chemle/upaf162

理工系領域
