髙橋 遼 Ryo Takahashi

お茶の水女子大学基幹研究院助教※助成決定当時

2024稲盛研究助成理工系

採択テーマ
渦度ダイナミクスによるスピン流体発電の制御
キーワード
研究概要
スピン自由度の輸送を駆使するスピントロニクスでは、音響振動などの力学効果を介しスピン流を生成・制御するアプローチが一つの研究対象となっています。スピン流体発電は、微細領域での液体金属の駆動流下で、力学回転(渦度)と電子スピンとの角運動量変換によりスピン流を生成します。渦度の揺らぎが発現の鍵となるものの、未だ制御性に欠けています。そこで本研究では視点を転換し、渦度のダイナミクスに着目します。音響振動により外部から渦度を制御するマイクロ流体デバイスを構築し、スピン流体発電の制御性確立を目指します。

助成を受けて

本研究は、マイクロ流体力学とスピントロニクスという異なる2分野を横断し、マイクロ流体においてポンプや混合の制御として活用される音響振動を、渦度の制御という形でスピントロニクスに組み込む挑戦となります。本研究が成果として結実し、社会に還元できるよう日々精進致します。

領域が近い研究者を探す

理工系領域