岩崎 有作 Yusaku Iwasaki

京都府立大学 大学院生命環境科学研究科教授※助成決定当時

2021稲盛研究助成生物・生命系

採択テーマ
腸ホルモンGLP-1のインスリン感受性亢進作用における自律神経と中枢神経の関与
キーワード
研究概要
インスリン分泌を促進させる腸ホルモンとしてglucagon-like peptide-1 (GLP-1)が知られており、GLP-1受容体の作動薬は糖尿病治療薬として広く利用されている。一方、内因性の腸GLP-1は生体内で不安定であり、その作用や作用機序は完全に理解されていない。本研究では、GLP-1を強く分泌促進させる希少糖アルロース(非代謝性でゼロカロリーの単糖)を用いて、腸GLP-1の新規作用としてのインスリン感受性亢進作用と、その作用機序(自律神経・中枢神経系に着目)を解析する。

ひとこと

内臓感覚神経を起点とした脳・全身機能に興味を持って研究をしています。

領域が近い研究者を探す

生物・生命系領域