寄生植物は他の植物に維管束をつなげる能力を持つ常識はずれな植物で、興味が尽きないです。計画している実験をするのが楽しみです。
シングルボードコンピュータとサーモグラフィーカメラを組み合わせて葉面温度をモニタリングするシステムを構築しました。葉面温度は蒸散量の指標として用いることができます。このシステムを用いて、寄生しているコシオガマは寄生していないコシオガマと比べて昼に蒸散量が高くなることがわかりました。条件的寄生植物は寄生時に蒸散量を増やすメカニズムを持つ可能性が示唆されました。
生物・生命系領域