河野 通仁 Michihito Kono

北海道大学 北海道大学病院特任助教※助成決定当時

2021稲盛研究助成生物・生命系

採択テーマ
T細胞サブセットのバランスに注目した細胞内代謝を標的とした全身性エリテマトーデスの新規治療開発
キーワード
研究概要
全身性エリテマトーデス(SLE)は若年女性に発症する、神経、腎臓など全身を侵す自己免疫性疾患です。IL-17産生CD4陽性細胞(Th17)と制御性T細胞(Treg)のバランスの異常が病態のひとつと考えられていますが、その詳細は未だ不明です。これまでに我々はT細胞細胞内代謝に注目して研究を行い、Th17はTregと比較し解糖系、グルタミノライシスに依存していること、対応する酵素がSLEの治療ターゲットになりうることを明らかにしてきました。本研究では細胞内代謝を補正することでSLEの新たな治療薬の開発を目指していきます。

ひとこと

この度は研究助成をいただき稲盛財団の関係者の方に心より感謝申し上げます。膠原病を専門に診療しておりますが、既存の治療では治療が困難な症例に対する新規治療開発を夢見てtranslationalな研究も行ってまいります。

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