
本研究に着手できることを大変嬉しく思います。ここでの成果を足掛かりに、細胞死の制御における脂質代謝の新しい側面を切り拓いていきたいと考えております。
本研究では、ネクローシス様RCDと脂質代謝の関連の包括的な理解と、それによるネクローシス様RCDの制御方法の確立を目的として研究を行った。このためのアプローチとして、enCas12a遺伝子を利用し、脂質代謝を標的としたCRISPRライブラリの構築を行った。また、自然免疫を制御する分子複合体インフラマソ―ムの活性化により引き起こされるRCDであるパイロトーシスの機序について解析を行い、ホスファチジルセリンの露出が細胞膜の破裂プロセスに関与することを明らかにした。
Karasawa T et al. (2026) Inflammasome activation drives gasdermin-independent plasma membrane rupture by clustering ninjurin-1 in macrophages bioRxiv doi: https://doi.org/10.64898/2026.04.10.717393
生物・生命系領域