秋山 みどり Midori Akiyama

京都大学大学院工学研究科助教※助成決定当時

2023稲盛研究助成理工系

採択テーマ
箱型分子ペルフルオロキュバンの電子伝導性の解明
キーワード
研究概要
箱型分子であるキュバンの全ての炭素にフッ素原子が結合したペルフルオロキュバンは「内部に電子を閉じ込める」と予想されていました。私たちは最近,この分子の合成に初めて成功し,「内部に電子を閉じ込めた」状態を観測しました。この箱の中に入った電子は,取り出すことができるのでしょうか?この問いに答えるために,ペルフルオロキュバンの電子伝導性について研究を行います。

助成を受けて

可愛い我が子(分子)の魅力を最大限に引き出してあげたいです。

研究成果の概要

走査トンネル顕微鏡-ブレークジャンクション法を用いて、全フッ素化キュバン誘導体および非フッ素化の参照分子の単分子伝導度の評価を行いました。また、全フッ素化キュバン誘導化の検討の中で、ヘキサフルオロジハロキュバンの合成に成功しました。ヨウ素置換体において、既報で最短となるC(sp3)–I結合の形成を確認し、理論計算等によりその要因を明らかにしました。


Masafumi Sugiyama et al. (2024) Exceptionally Short Tetracoordinated Carbon−Halogen Bonds in Hexafluorodihalocubanes Journal of the American Chemical Society 146 (44) doi:10.1021/jacs.4c12732


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