積極的かつ挑戦的に新しい研究領域を開拓し、人類の発展に寄与しつつ、これを通して、自らも成長を続けていきたいと思います。
本研究では電荷非輸送型デバイス実現に向けたスピン波光変換素子用磁気光学ナノ構造体の開発を行った。YAG基板上でのCe:YIG薄膜エピタキシャル成長技術を確立し、真空レーザーアニーリングによる選択的結晶化手法を開発した。さらに二次元マグノニック結晶における角度依存磁気バンドギャップを実証し、チップサイズスピン波光変換素子の基盤技術を確立した。これらの成果により次世代光通信デバイスへの応用が期待される。
Yuki Yoshihara, Kazushi Ishiyama et al. (2023) Growth of magnetooptical cerium-substituted yttrium iron garnet on yttrium aluminum garnet using ion beam sputtering Applied Physics Letters 123, 112404 doi:10.1063/5.0161296
Hibiki Miyashita, Yuki Yoshihara et al. (2023) Vacuum laser annealing of magnetooptical cerium-substituted yttrium iron garnet films Optical Materials 146 doi:10.1016/j.optmat.2023.114530
Kanta Mori, Takumi Koguchi et al. (2024) Orientation-dependent two-dimensional magnonic crystal modes in an ultralow-damping ferrimagnetic waveguide containing repositioned hexagonal lattices of Cu disks Physical Review Applied 21 doi:10.1103/PhysRevApplied.21.014061
後藤 太一 (2025) レーザ局所加熱で微小な透明磁石材を作製する技術を開発-高速データ通信用の集積光モジュールへの利用に期待- レーザ加工学会誌 32 (1) 37-39
2025年度InaRISフェロー紹介動画を公開しました!
自然科学系と人文・社会科学系の研究者を支援する「稲盛研究助成」の助成金贈呈式と、これまでの助成対象者の交流を目的とした「盛和スカラーズソサエティ(3S)」の交流会が19日、ザ・プリンス京都宝ヶ池(京都市左京区)で開かれました。
3月7日、稲盛財団は 2025年度稲盛研究助成の対象者50名を発表しました。405件(自然科学系319件、人文・社会科学系86件)の応募から厳正な審査を経て選ばれた、自然科学系40件、人文・社会科学系10件に、1件当たり100万円を助成します。研究に真に必要な経費であれば使途に制限はありません。
稲盛研究助成のこれまでの対象者が参加する「盛和スカラーズソサエティ(3S)交流会」。今年も昨年に続いてポスター発表で活発な議論が交わされました。交流会を終えたばかりの発表者と今年度の助成対象者の方に、感想を聞いてみました。
3月8日、稲盛財団は2024年度稲盛研究助成の対象者50名を発表しました。408件の応募から厳正な審査を経て選ばれた、自然科学系40件、人文・社会科学系10件に、1件当たり100万円を助成します。
稲盛財団は、5月23日、2023年度の稲盛科学研究機構(InaRIS: Inamori Research Institute for Science)フェローシップの申請受付を開始しました。
3月10日、稲盛財団は2023年度稲盛研究助成の対象者50名を発表しました。394件の応募から厳正な審査を経て選ばれた、自然科学系40件、人文・社会科学系10件に、1件当たり100万円を助成します。
私たちの食生活になじみの深いワカメやコンブなどは褐藻と呼ばれる海藻の仲間です。今回は、その褐藻の生殖や発生について研究をしている北海道大学の長里千香子氏の研究所にお邪魔し、詳しいお話を伺いました。
「稲盛科学研究機構(InaRIS)フェローシップ」の運営委員やフェロー同士が研究内容について議論を交わす「アドバイザリー・ボード・ミーティング」が10月4日、稲盛財団(京都市下京区)にて開催されました。 I...
大阪公立大学の弓場英司氏は、高分子化学や有機合成化学の手法を使ってDDSのための、微小な「脂質ナノカプセル」を開発しています。いったいどのようなカプセルなのでしょうか。詳しいお話を伺いました。
3月11日、稲盛財団は2022年度稲盛研究助成の対象者50名を発表しました。411件の応募から厳正な審査を経て選ばれた、自然科学系40件、人文・社会科学系10件に、1件当たり100万円を助成します。
私たちの日々を彩ってくれる音楽を、学術的に研究していくことでどのようなことがわかるのでしょうか。文学や社会学、統計学など、他の分野の手法を取り入れながら音楽の裾野を広げる研究を行う九州大学の西田紘子准教授に、音楽学研究の魅力をお聞きしました。
7月1日、2022年度の稲盛研究助成の申請受付を開始しました。
稲盛財団は、2021年5月21日、2022年度の稲盛科学研究機構(InaRIS)フェローシップの申請受付を開始しました。今年度の募集対象分野は「物質・材料」研究の前線開拓です。
理工系領域